2011年7月27日

生き残るための「小さい作戦」

という記事があった。小笠原の体長2mmのノミガイだ。
殻の口に膜を張って・・・という防御手段もとるのだが、要は極端に小さいから可能なのだ。
これで生息圏も広がっていく。

小さいことには、緊急時、大きな価値がある。 

恐竜を含め多くの種が絶滅したKT境界の大絶滅。哺乳類は生き残った。小さくて少ない食糧でも数を保って繁殖できたから。 

ミジンコだって、敵がいないと大型ミジンコが強いが、プランクトン食の魚がいると小型ミジンコが栄える。小さくて敵に見えないから。 


SFの「青い紐」を思い出した。
 
pai.jpg

なんと人類を約1/3に縮小して危機を乗り切ろうというものだ。 
名づけて「π-1プロジェクト」(πのマイナス一乗、つまり1/π) 

大きさがπ分の1だと、体積・質量で30分の1になる。大人で体重2kg。 
必要な食糧も、スペースも、大幅に減る。 

そうすればこの地球上に100億人の人類を収用できるはず。 


これは1978年の作品で、中学の頃、図書館に入れてもらって読んだのだけれど、とっても面白かったのを覚えている。 
そしてそれが今、洒落にならない時代が来ている。 

車だけでなく、ウォークマンだけでなく、ヒトそのものを・・・

2011年7月18日

7/27芦花小サマーワークショップ 1~3年が87名!の予定

7/28に行う芦花小学校でのサマーワークショップ。 
「科学教室 ルークの冒険」という。 

ボランティア団体である「あしか隊」(芦花の読み替え)が主催されているのだが、隊長さんから 
「低学年向けが例年少なくて~」と言われて、 

「では、1~3年限定コースとしましょう。人数制限無しで!」 
と安請け合いした。未経験なのにね。 

先日、隊長さんから電話があって 
「応募が87名もいます。午前中に2回、できませんか?」 

「では、90分x2で!」 
と即答。大人も十数名いるそうな。 


それにしても、半分が1年生というこの集団をナントカできるのか。 
これまでの技を駆使するとともに、最大限の想像力を働かせて企画しよう。 

5~6人でまとめれば各チームに1人ずつ3年生がいるはずなので、彼・彼女らを最大限活用する予定。 
さてさて、どうなるやら。 


そうしたら、私のファンである芦花小OB(芦花中1年)のオキタくんからメールが。 
「妹と母親が出席します」 

あ、妹さんが何年生か、聞くの忘れたや。

2011年6月21日

「大人と話そう」神奈川県立希望ヶ丘高校3年生

神奈川県立希望ヶ丘高校には、岩田晴之さんという吹奏楽の鬼がいる。
いや、ふだんは柔和な先生なのだけれど、きっと鬼に決まってる。
そうでなきゃ、逗子高校時代にあんなに吹奏楽が強かったわけがない(笑)

それはともかく。
彼の担当する3年生の総合学習の時間のテーマは「大人と話そう」
彼がいろんな「面白い」大人を連れてくるから、そのヒトと話してみよう、というもの。
もちろん生徒たちもただ聞くだけではすまない。

事前の連絡から当日の運営、お土産準備にお見送り。
いろいろなことを体験することになる。

一人は事前の連絡で「連絡内容が不親切」と私に怒られ(笑)、一人は頑張って発言したのに「考えてないな」と返される。そう、これが大人と話すと言うことなのだ。


もちろん授業自体は楽しんでもらった、と思う。
なぜか女生徒が9割なのだけれど、授業後のランチも含めて、楽しい2時間でした。

2011年6月17日

武雄の子どもたちのつぶやきと発見

武雄ツアー報告の続きである。

今回、武雄市 3小学校の授業の際、教育委員会の方が何名か同席された。
(初日は樋渡市長と教育長も)

そのお一人が、iPad片手に「子どもたちのつぶやき」を蒐集して下さった。
その一部は、方言のため私には(耳に入ったとしても)分からなかったもの。

例えば
・「水のこぼるっごとしてえすか」

トップカールを切り取った紙コップに水をたっぷり入れて、持ち上げようとしたときのつぶやき(叫び?)だ。
意味は、「水がこぼれるようで持つときに怖い」

注:えすか=怖い

である。
これこそが驚きの瞬間であり、体感経験であり、この授業の「真実の瞬間」であるのだろう。


担任の教員のみなさんにも、「子どもたちの様子を観察していて下さい」「いつもとは違う子が活躍するかもしれません」とお伝えした。
その感想も、いつか伺えたらと思う。


他にも全員に短い「感想や質問」をその場で書いてもらった。
その中で鋭い質問がいくつか、

「トップカールがあるとなぜ、あんなに強くなるのか」(5年男子)

これは授業後、餃子会館でのランチ中に、私に樋渡さんが発したのと、全く同じ質問であった。素晴らしい。これはほぼイコール「円柱はなぜ強いのか」ということでもある。
ぜひ、探究してみて欲しいなあ。

さらに極めつけは、

「ペットボトルはなぜ四角いのがあるんですか」(4年男子)
「ペットボトルはなぜ四角いの?」(4年女子)

これはたまたま若木小で、すべてのテーブルに載っていた水入り500mlペットボトルが、四角柱のモノだったからでもあろう。
それにしても、見事である。円柱は持ちやすい。だからコップは円柱だ!とさんざんやったあと、その疑問がちゃんと出るとは。

『ルークの冒険』には、そのなぞの答えだけでなく、「解き方」が、あります。
読んでみてね。

もうひとつ、

「ペットボトルの底はみんな凹んでる!」

西川登小ではテーブルに、2Lペットボトルが列んでいた。
そこでそのカタチのヒミツをいろいろ話したのだが、その直後、出たつぶやきである。
これまた素晴らしい。

言われたことだけでなく、すぐ他のヒミツに目が行ったね。


あ、東川登小の5年男子からはこんな質問も

「紙コップは紙でできているのに、なぜ漏れないのですか」

これも答えは簡単ではないねえ。
切ったり作ったりしてハカって見て欲しい。

紙コップの底の構造とは!
普通の紙で紙コップを作ったら!


私もさっそく日曜にでも、やってみようっと。


子どもたちの様子はこちらの 武雄市長物語 と 市役所HP で。

2011年6月16日

『特別講義ルークの冒険』@武雄市 報告!

昨日の若木小に続き、今日は東川登小、西川登小にお邪魔した。

若木小は四五六年だったが、今日は五六年。
なので、若干落ち着いている。

それでも、校長先生が、「こんなに生き生きしているのを見たことがない!」という盛り上がりを、ゲット。

雰囲気を見て3校で、若干変えた部分もあるのだけれど、うまくいったと思う。

若木小では樋渡市長も、参戦。元気に手を挙げられていた。詳しくは彼のブログで。


「最高だ!」と叫んだ彼の指示により早速、8月に再訪か(笑)


学校教育課の皆さんとのランチの後、市立図書館へ。そこには蘭学館なるものが!
なんと、武雄は江戸時代、蘭学の都でもあったのだなあ。
休館日にもかかわらず、ご案内いただき深謝。

武雄市の子どもたちは、みな元気だった。これからも、動き調べ、考え続けて欲しい。
それが科学する心。それが生きる力。
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