2010年6月24日

品川女子学院の「事業計画」

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事業計画と言っても、学校のではなく、文化祭におけるクラス別活動の、である。 

講堂に高校生全員が集まり、ほぼ全クラスの代表たちが、壇上で事業計画を「プレゼンテーション」 

事業としては、 
・品女オリジナルグッズの企画・販売 
・有名食品(カレーパンなど)の販売 
・その他 
がある。 

週末2日間で、5000人以上を集める文化祭「白ばら祭」。 
今年は9/18.19に行われるという。 

受験生やその親が来るので、品女オリジナルグッズなども2000個とか売れてしまうらしい。 
そうなると、その準備は大変なことで、制作会社との交渉に始まって、その生産管理や納品チェック、そして当日のオペレーションまで、膨大な作業となる。 

そして一昨日はその「事業計画」の発表会。 

ここで「投資家」たちから許可が出ないと、そのための必要資金(主に商品の仕入れ代)が、手に入らない。 

生徒たちはクラスごとに、数十時間もの準備をし、たった数分間のプレゼンテーションに臨む。 
生徒たち自身による運営・時間管理は厳格で、途中でも容赦なく打ち切られる。 

「ハイ時間です」「質問をお願いします」 

質問を投げかける「投資家」たちは、品女のOG大学生15名。 
彼女らの判断で、資金プールからの「出資」が決まる。 


事前に「事業計画」資料は配られているのだが、商品企画の説明から、事業推進体制(トップは社長)、自分たちのウリや、アンケートによる証拠付け、収支計画、さらには利益処分案まで。 

プレゼンテーションの内容で感心したのは 
・売れ残りリスクを定量化し、その対応を考えている 
・食品を扱うクラスは衛生管理や仕組みを徹底している 
・当日のオペレーションをすでにシミュレーションしている(何秒で何人捌けるかとか) 

ヘタな大人顔負けの内容であった。 

プレゼンテーション自体も、準備万端の気合いが入ったもの。 

「私たちはクラス一丸、すでに66時間もの時間を掛けてきました」 
「これからも準備に邁進します!」 
「必要投資額の出資、お願いします!!」 


企画の穴は、いくらでも指摘出来る。 
でも、大事なコトはほとんど押さえている、いいモノばかりであったと思う。 

感心したのはでも、企画内容で「その他」のところ。 
品女ブランドにも頼らず、有名食材にも頼らず、独自の価値提供を目指したクラスだ。 

よく決断したと思う。 

その灯りが、うまく輝くと、良いね。 


最後に、コメントする機会があったので1つだけお話しした。 
プレゼンテーションの内容はよいが、「伝え方」が、まだまだだと。 

・スピード : 速すぎる。初めて聞く人の身になろう 
・コミュニケーション : 相手の反応を見て話しかける 

そうそう、「笑顔で」というのも付け加えれば良かったな。 



正式名称は「起業体験プログラム
単なる一発型の授業にはない、本当の成長機会がここにはある。 

これからも、応援したい。

2010年6月21日

席替えにおけるクラス自治

今朝の朝日新聞朝刊 社会面でクラスの席替えが大きな記事になっていた。

小見出しには「学級運営の生命線」と。
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記事自体は先日の横浜私立清心女子での傷害事件の流れ。
(席が2回連続 隣になった女子高生が、相手を「友人の悪口をいった」とナイフで刺した。相手は意識不明の重体)

なのだが、ちょうど昨日、三女からクラスでの面白い席替え方法について聞いていたので、改めて勉強になった。


まずは記事内容から。

・失敗例:生徒に自由に席を選ばせたら、友だちのいない子がはっきりしてしまった

・私立女子校の例:中学の1学期、毎週2回(多分ランダムに)席替えをする。これにより友人を作る機会が増えて、イジメの際にもSOSを伝えやすくなる

・小山准教授(東京福祉大)の提唱:週1回、くじ引きで席替え。相性が悪くても1週間なら深刻にならない

・因みに、ベクターでは「席替えスロット」ソフトが月150~250回ダウンロードされているらしい
(特定の何人かの席を予め指定することも可)

いずれも納得できる方法である。


中一の三女のクラスは、もっと手が込んでいる。

席替えと言うよりは、クラス内での班構成と一体化した「クラス自治」の取り組みといってもいいかもしれない。

・まず無記名投票で「班長」を決める。(各人が男女3名ずつ、班長を推薦。それを集計して5人を選ぶ)

・班長が副班長を指名する

・班長・副班長と教員が、話し合って、班員を決める(これが一番タイヘン。くじ引きも使う...)

・班構成が決まったら、班ごとに席の場所を決め、その中で班長中心に各人の席を決める

・なお、決定内容は決して途中で口外してはならない、尋ねてもならない、というルールがある

議論にはもちろん常時、教員が関わるが、基本的には「代表者による議論で決める」という方式であり、大変面白い。
代表者たち10人にとっては、非常によい経験であろうし、その他の20名にとっても納得性が高い。

お互いのことが理解できた入学2ヶ月後の今頃やるというのも、良いタイミング。


後は席替え頻度かな。

班自体はこの後、学期単位くらいで維持されるよう。(議論に時間も掛かるしね)

ただ、席替え自体は毎月くらいで、ランダムにやってもいいかも。
班の中は毎週、とかね。


あれ、会社の場合って・・・どうなってたっけ? 
そんな自治は存在していなかったような・・・

2010年6月11日

「宇宙エレベーター」@放課後NPO アフタースクール

「宇宙エレベーター」を知っているだろうか。 
ひと言で言えば、地上から宇宙(静止衛星くらい)までのエレベーターを作って、それでスイッと宇宙に行っちゃおう、というものだ。 

出来てしまえば、宇宙旅行は格安となる。 
宇宙ステーションの建設や、宇宙船の建造も、ラクチンだ。 そもそも宇宙船が頑丈じゃなきゃいけないのは、宇宙を旅するためではなくて、地球から宇宙に出る(入る)ためである。そこがなくなれば、宇宙船の在り方も、劇的に変わる。

放課後NPO アフタースクールのメルマガを読んだら、なんとその宇宙エレベーターが、題材だったという。 
http://bit.ly/bQbBwa 

聞くのはもちろん小学1~3年生! 


宇宙エレベーターを理解するには、静止衛星はなぜ落ちてこないのか、とか、遠心力って何かとかを宇宙スケールで理解しなくてはいけない。 
それを実感させる工夫が必要なのだが、それがうまくできている感じ。 

因みに、私が「宇宙エレベーター」を知ったのはもちろんSF。 
アーサー・C・クラークの『楽園の泉』とチャールズ・シェフィールドの『星ぼしに架ける橋』が、そうだ。 
FountainsOfParadise.jpg  theweb.jpg

いずれも1979年に書かれたものだが、たまたまらしい。 
http://bit.ly/dq4Wuj 


日本語訳は『星々に架ける橋』The Web Between The Worlds が1982年。 
衝撃だった。 

リアリティのある、宇宙進出。 
重力の井戸(地球のこと)から抜け出さえすれば、そこには無限の世界が待っている!

2010年5月27日

御料牧場、SO206、Lights

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生産者 宮内庁。御料牧場で採れる牛乳さん。 
皇居内にある宮内庁でお呼ばれ。おいしかった。 
バター香が強いが、飲み味はすっきり。 


DocomoのSony製 携帯電話。1998年。 
私が昔、愛用していた機種。 
デザインも良かったが、左上のジョグダイヤルは、もの凄く便利だった。 


ISL@永田町にある光たち。 
昨晩は、1830から2340までノンストップで議論。 
夏、50余名の高校生たちと会うのが楽しみだ。

2010年4月20日

教育講演、難関塾講師、引き受けます

4/20は気仙沼。 
生まれて初めての地である。 

知り合いを通じて、気仙沼市の青年会議所の方が声が掛かった。 
今年の活動目標を「教育」とした。 
その年度初めの講演として話して欲しい、と。 

望むところである。 

JCメンバーだけでなく、地域の教育関係者にも声を掛けていただいた。計100名余が参加される会となる予定。 

新幹線を仙台の先、一関で降りる。 
そこまでは迎えに来ていただけるらしい。 

講演は夜、その後、懇親会なので、当然一泊の泊まりである。 
リアス式海岸でも有名な気仙沼。楽しみだ。 


楽しみと言えば、夕方Appleから「出荷されました」メールが。 
Apple Storeで買った「MacBook Pro」がいよいよ届く。 

ここ2日、ついでに買ったアクセサリーや iPod touchだけが届いていたので、いよいよ真打ち登場である。 

ところがメールを見ると「ヤマト運輸が4/19に請け負ったが、配送予定は4/22」と。 
ヤマトなのになんで3日も?と思ってヤマト運輸のサイトに行ってトラッキングデータを見る。 

すると、そこには「上海支店」の文字が。
そうかあ、これから海を渡ってくるのか。無事についてね。 

今日届いた、iPodの裏面上部には 
「Do not search for answers!」「www.mitani3.com」 
の刻印。 

MaBook ProとiPodをどの程度連携させるのか、いや、そもそも何に使うのか、思案中。 
VMware買って、Windowsを走るようにして、PCを1台に統合しちゃう、が一番過激な案。 
でもちと過激すぎ。では、次善の策は? 


最後に今日の取材について。 

ライターさんといい議論が出来た。 (そして知り合いのもと麻布受験生とも)
で、結論としては「学習塾講師」も有効かな、と。 

ちょっと売り込んでみるかあ。

『難関中高目指す人向けの講師、引き受けます』
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