2010年03月22日

ソーシャルゲーム『みんなの動物広場』考察

mixiアプリである『みんなの動物広場』をやっている。


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マイミクさんちにいったら、牛がお腹を空かせていた。
そして、あの眼が赤いうさぎたちが10数匹、楽しそうに跳ね回っていた。
水をくんで、牧草の種をまいて、うさぎを全部捕獲した。
すっきり。
それにしても、この動物広場におけるうさぎの存在は謎である。
これほどウザッタイものは無い。
一匹や二匹なら許せる。
しかしちょっと放っておくとあっというまに増殖する。
かつ私としては白うさぎがキライである。
黒うさぎは「捕まえにくい」からまだチャレンジ精神も刺激されるが、白うさぎはただ面倒なだけである。
まあ、おそらくだが、運営者としては「ライトユーザーの排除」ということなのだろう。
こういうゲームは、紹介によって急速に広まるが、運営者の収入は「アイテム課金」によって成り立っている。
アイテムを買ってくれないライトユーザーは、ある意味邪魔なのである。
ただ、それにしても、もうちょっと楽しい解決策がなかったのかね、とは思う。
しかもそういう「悪役」にうさぎを使うなんて・・・
うさぎが嫌いになりそうな、今日この頃である。
もちろん、動物広場的なヤツは実にうまいところを突いているとも思う。
三国志のような「チームを組んで」みたいなゲームは面倒くさい、でも「お世話をする」ことでマイミクとの繋がりが感じられる。そんなゲームだ。
ソーシャルゲームにおける、新たなコミュニティレベルの創造、とすらいえるかもしれない。
だからこそ、それをもっと丁寧に維持してもらいたかった。
マイミクさんたちの多くがそのゲームから離れて行くことは必然である。
なのに、それにつれて、残った者達は孤独を感じる。
マイミクの広場を訪れても、空白かうさぎだけが飛び跳ねる。まことに寂寥感の漂う風景ばかりが拡がる。

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それをどうにか出来ないと、アイテム課金に成功したとしても長続きしないだろう。
いや、それでいいと割り切っているならそれも立派な戦略か。
短期にアイテム課金で稼いで、その内に実質ユーザーを減らしてクローズする。
やっぱりそれはもったいないなあ。

短期に100万人以上のユーザーを獲得したのだから・・・


因みにmixiアプリでの類似ゲームにおける最大ユーザー数は『サンシャイン牧場』の480万ユーザー。
これは、すごい。

どんな戦略が隠れているのだろう。いろいろ研究してみたい。



ちなみに私はアイテムを買ったことは、一度もない(笑)