月: 2010年4月

2010年04月30日

「学びの源泉」アーカイブ 41~50号 アップ

キャリアインキュベーションHPで連載中の「学びの源泉」。


過去掲載分のうち、41~50号が、本HPにアップされた。

・トヨタ 対 パワーポイント
・ヒマと貧乏とお手伝い:お手伝い編
・ペンギンをハカる

などなど。お楽しみあれ。

2010年04月30日

自由が丘Luzのトイレ戦略

今日もあまりに天気が良いので、自由が丘まで自転車で。 

自由が丘は、そもそも住宅地だが、商業施設がそれを浸食しどんどん拡大している。 
それでもちょっと行けば閑静な住宅街だけれどね。 
田園調布もお隣だし。 

で、Luzというテナントビルの地下、T’sレストランに入った。 
「動物性食材を一切使わない」という自然食品系のこだわりの店だ。 

ランチが1300円とちょっと高め(食べたのはデザート付き1500円)だが、とてもオイシい。 


でも私が、入り口側の席でずっと見ていたのは地下フロアの人の流れ。 

地下に降りて来る人の、7割方が2軒あるお店ではなく、トイレに吸い込まれていく。 
男性用、女性用、車いす用が一つずつ。 

それは見ていてびっくりするくらい。 
ほとんどのヒトが慣れた感じで、すいーっと、トイレに。 

8割女性だが、男性もいる。20~30代が中心だが、年配の方もいる。 


これは… 
・フリーで手軽に入れる綺麗なトイレが近くにない 
ということなのだろう。 

単独のレストランだとお店に入らないとトイレは使えない。 
多くの手軽に入れるお店は物販店でトイレは使えない。 
コンビニもそれほど多くはない。 


では、T’sレストランとしてどうかというと… 
悪くないと思う。 

綺麗なトイレが女性を大量に集客してくれているようなものだ。 
ここで網を張っていれば… 

もしかしたら、B1という不利な立地を挽回するための意図的なオープン・トイレ設置ではないのかと思うくらい、盛況な自由が丘Luz B1のトイレであった。

2010年04月29日

渋谷Apple Storeまで自転車で

直営のアップルストアは全国にたった7店。 
東京にも渋谷と銀座にしかない。 

そこに電車で30分で行けるのは、贅沢な話だ。 

で、今日は自転車で挑戦。 

MacBook Pro15インチを収納するバッグもしくはケース、そしてiPod touchの保護ケースが欲しかった。 
ネットでも調べたが、流石に実物を確かめたくて。 

まずは国分寺崖線の坂を上って瀬田の交差点に。 
そこからは国道246線をひたすら走る。 

途中アップダウンがあるが、最高時速43kmまで出る。 

なぜかとおもったら、強烈な追い風に乗って走っていたのだった。 
気持ちはいいが、帰りが思いやられる。 


10kmを30分弱で走りきり、アップルストア渋谷店に。 
いつのまにかあのカッコいい超低速エレベーターが無くなり、螺旋階段になっていた。いいことだ。 

アクセサリ売り場を見るが、お目当てのiPodをぶら下げられるストラップ付き、は見当たらない。 
危険だからかねえ。 
本来は、iPod自身にストラップ用の穴があれば良いだけなのだが。


悔しいので5分歩いて、東急ハンズ本店にも行ってみるが、こちらも大したことはない。 
バッグも、PC向けのバッグ類はそれほど充実はしていない。 

結局、アップルストアに戻り、 
・incaseのショルダーバッグ(カッコいい!) 
・超薄型のiPodカバー Air Jacket 
を買う。 

1474519026_13.jpg  1474519026_186.jpg  1474519026_59.jpg
黒もあったがやっぱりここは、銀でしょう(笑)

帰りは逆風との戦いに苦しむが、まあまあ快調。 
ところが、駒場高校の近くで、変なモノを踏んで前輪がパンク… 

近くに自転車屋があるかどうかも分からず歩くと、100m先に極小の自転車屋さん。 
修理をお願いしたら、歩道に道具を持ち出して黙々と。 

1350円也。 


その後は順調。 でも帰宅後は足が疲労。
そりゃそうだ。

2010年04月28日

三女の涙と34年ぶりの納得

学校公開ウイークで、中一の三女が苦手にしている数学の授業参観を見てきてもらった。

正負の数字の、加算と減算についての授業だったらしい。

そこで、彼女一人が最後まで課題が解けずにいた。

そして授業後、一人 泣いていた、と。


少人数クラスでもあり、先生たちの教え方やフォローの仕方自体に問題があるわけでは無い。普通の教え方をし、個別に様子も見てくれる。

帰ってから本人に、何がうまくできなかったのか聞いたところ、根本的なところの納得がいっていなかったようだった。

例えば、

・5-(-3)だと、-と-を両方取って+にしろ、と言う
・じゃあ、5+(+3)だと、+と+を両方取って、どうするのか。なぜ+なのか?
・(-3)+3だと、先頭だから括弧は取って良いという。括弧って取ったり付けたり、なんなんだ?

いちいちそういうことがよく分かんなくて、でも言われたとおりにやろうとして、考え込み…


でもその話を聞いて、初めて気がついた。

演算子である「+」「-」と、数字の正負を表す記号である「+」「-」が、全く同じであることのおかしさを。

社会に出ると、負の符号が△であったりもする。
なのになぜ、一般の数学は、数学らしからぬ、こんな混同を許したのだろう。
せめて演算子のときはタス、ヒクとのみ読ませるとかなかったもんかねぇ。


以下、三女向けに考えた、説明。

演算子としての「+」はタス君。この子は正の向きに歩いて行く。
何歩歩くかは、その後ろの数字が決める。正だったらそのまま、負だったら後ろ向きに。

だから
 ・ +3だったら、正の方向に3歩。
 ・ +(-3)だったら、正の方を向きながらも、後ろに3歩!

演算子としての「-」はヒク君。この子は負の向きに歩いて行く。
 ・ -3だったら、負の向きに3歩。
 ・ -(-3)だったら、負の向きを向きながら、後ろ、つまり正の方へ3歩。

よって、
+(-3)と-3は同じ。+3と-(-3)は同じ。


明日、これで伝えてみよう。

こんなことを考えていると、きっとただの計算ドリルはスゴく遅くなる。
でもね、それはそれで素晴らしい。

演算子としての+-と、数字の正負号である+-の混同に違和感を覚えるなんて、なんて素晴らしいこと。
そのままでもいい。負けるな、ガンバレ!


そして、私自身、中学1年のときの違和感が、今やっと解けた。
ありがとう。

2010年04月28日

怒濤の連休前5日間

土曜日 

・1115から7期生3名相手に初ゼミ。
・その後、@コスメの山田メユミさんと対談取材。
・午後は、山田メユミさんを含むアイスタイルの方たち向けに「戦略思考要論」第一回。3時間。
・その後、KIT虎ノ門BA専攻内の教員会議。

・夜は、グロービス東京校の有志の方々と出版記念ディナー。なんとその後、カラオケで24時過ぎまで。


日曜日 

・月曜の準備…


月曜日 

・午後からディスカヴァー・トゥエンティワン(d21)で、社内講演。営業の方々中心に30余名が参加。なんと時間を間違えて、1時間遅れのスタートだったが大いに受ける。
twitter上では「ディスカヴァー21社のメンバーのつぶやきが止まったが、全社的に何かあったのだろうか」という事件(?)まで引き起こす事態に。

・その後、たまたま最近コーチ21に転職した友人二人と雑談。KITの来期の新しい科目が決まる(笑)

・夜はISLで打ち合わせ。ニューオータニ前は牡丹桜が満開で、道にはわっさわっさと花びらが。一杯放りながら遊んでしまった。
SA3C0533.JPG

会議は1800~2330。疲れたが楽しかった。


火曜日 

・水曜日と連休明けの金光学園授業・講演の準備。
・それに6月に出す本のゲラ修正と、取材記事のゲラ修正。


水曜日

・田園調布雙葉で2時間授業。12名向けに「正しく決める力」を。
MacBook Proの初仕事(笑) Keynoteで「炎」のeffectを初めてご披露。受けた。
・本の追加原稿、後2ページ…

2010年04月25日

『ハカる考動学』、ディスカヴァー干場さんからご紹介

本日、ディスカヴァーの社長室ブログで、ご紹介いただいた。


ひときわ、ヒカる!? ハカる考動学! ●干場

と、題されてのもの。確かに、このカバーの光り方は、尋常ではない(笑)

社長室ブログの題名を見ると、うしろに●名前、が付いている。
ということは、この記事は干場さん自身による、ということなのですなあ。

社長自ら、とはウレシい限りである。

その冒頭に
イトル付けが自慢の私めですが、これは著者によるもの。「考動学」、考えて動く、いいですね。しかも、ハカって動く。
と。そうだったんだ…。いや、ごり押しとかはしてませんよ、まったく。
さらに、
ちなみに、「ビジネスの今と未来を「測る」・「量る」・「計る」」のサブタイトルは、私、つけさせていただきました。
と。知らなかった…。ありがとうございました。

さて、明日はそのディスカヴァーにお邪魔する。
社内の方々向けのちょっとした「研修会」である。
一次情報から何が読み取れるか、分析中(笑)

2010年04月24日

MacBook Proのセットアップ不備について

昨日、MacBook Proが届いた。上海から4日間の旅の末。 

その将来は前途洋々と、信じたい。 

でもここまでは、マイナス100点。 
立ち上げて、移行ツールでデータをMacBookから移して、OSをアップデートしたら…壊れた。 

画面は奇っ怪な青いサンドパターンに。 

え?あなた、新品でしょ???

OS DVDから立ち上げて、各種ツールで修復を試みる。 
アプリ補修、HD補修、ハード診断、全ハード診断。 

どれもだめ。 

マニュアルには無かったが、HDを消去しての再インストールを試みる。 
で、やっと動いたがここまでで10時間。 

その後、アプリを再インストールして、iWorkを入れて、音楽を入れて…でプラス2時間。
7時半までやって、9時半まで2時間睡眠。

食事をして、KIT虎ノ門大学院へ。
確か今日はゼミと、取材と、特別研修と、教授の専攻会議と飲み会だったはず。

2010年04月22日

『ハカる考動学』 on 新刊ラジオ 第1108回

4/21 ビジネスパーソンのための厳選ブックガイド「新刊JP」で、紹介いただいた。
DJ風に「音」で新刊を紹介するものだ。

http://www.sinkan.jp/radio/radio_1108.html

担当の高原さんには、
>大変勉強になる内容で、現代のビジネスパーソンには必須のスキルだと思いました!
と。

Podキャスティングでも配信されているとか。
ご興味ある方はどうぞ~

2010年04月21日

気仙沼JCでの講演と、仙台でのお散歩

気仙沼は県都 仙台から2時間弱。

今回は新幹線の一関駅(岩手県)まで、お迎えに来てもらった

駅には、平泉を世界遺産に、の看板と大槻三賢(玄沢、盤渓、文彦)の像。
この三人が祖父、父、息子だったとは!
特に日本初の国語辞典『言海』を編纂した大槻文彦は、『言葉の海へ』を昔読んで、非常に尊敬していた明治初めの国語学者。(なのでうちには『大言海』の復刻版がある…)

気仙沼では青年会議所の方、地元の教員の方、各々30余名の皆さんに、
『ヒマと貧乏とお手伝い』を講演。
教員は管理職中心だが若い方、幼稚園の保育士の方もいらしていた。

講演後、何名かとお話したが、「お手伝いの大事さが再確認できた」の声が多かった。
「自分の子育てでの失敗理由が分かった」との反省の弁も…


その後、ちゃんこやさんで青年会議所の方々と12時近くまで宴会。
理事長の斎藤さんは、うちより更に厳しく楽しい子育てをされていた(爆)

今回の講演で、気仙沼青年会議所の活動に対して、あえて具体的な提案はしなかった。皆さん自身の思いのなかから、見つけてもらいたい、と思っている。

1468282493_238.jpg
翌朝、ホテルの温泉で朝風呂を楽しみ、また一関に送ってもらい、新幹線に。
仙台に2時間立ち寄り、青葉城へ。
途中で道を間違えて、たどり着けなかったが、代わりに伊達政宗が眠る、瑞鳳殿に到着。
1468282493_45.jpg

みちみち、桜がきれいだった
1468282493_228.jpg

青年会議所の小野寺さん、ご苦労さまでした。屋号の話、またしましょう

2010年04月20日

教育講演、難関塾講師、引き受けます

4/20は気仙沼。 
生まれて初めての地である。 

知り合いを通じて、気仙沼市の青年会議所の方が声が掛かった。 

今年の活動目標を「教育」とした。 
その年度初めの講演として話して欲しい、と。 

望むところである。 

JCメンバーだけでなく、地域の教育関係者にも声を掛けていただいた。計100名余が参加される会となる予定。 


新幹線を仙台の先、一関で降りる。 
そこまでは迎えに来ていただけるらしい。 

講演は夜、その後、懇親会なので、当然一泊の泊まりである。 
リアス式海岸でも有名な気仙沼。楽しみだ。 


楽しみと言えば、夕方Appleから「出荷されました」メールが。 
Apple Storeで買った「MacBook Pro」がいよいよ届く。 

ここ2日、ついでに買ったアクセサリーや iPod touchだけが届いていたので、いよいよ真打ち登場である。 

ところがメールを見ると「ヤマト運輸が4/19に請け負ったが、配送予定は4/22」と。 
ヤマトなのになんで3日も?と思ってヤマト運輸のサイトに行ってトラッキングデータを見る。 

すると、そこには「上海支店」の文字が。
そうかあ、これから海を渡ってくるのか。無事についてね。 

今日届いた、iPodの裏面上部には 
「Do not search for answers!」「www.mitani3.com」 
の刻印。 

MaBook ProとiPodをどの程度連携させるのか、いや、そもそも何に使うのか、思案中。 
VMware買って、Windowsを走るようにして、PCを1台に統合しちゃう、が一番過激な案。 
でもちと過激すぎ。では、次善の策は? 


最後に今日の取材について。 

ライターさんといい議論が出来た。 (そして知り合いのもと麻布受験生とも)
で、結論としては「学習塾講師」も有効かな、と。 

ちょっと売り込んでみるかあ。

『難関中高目指す人向けの講師、引き受けます』