2011年11月08日

閑話休題:コンサバ長女のキケンな一夜

前の日記から続く)
一方長女は保守的である。そんなに大きな変化は好まないし、リスクも取らない。
人と違うことは(さすがに三谷家で育ったせいもあってか)平気だが、基本は安定志向、目指せ玉の輿作戦なのである。

とはいっても、良い玉を見つけるには、自分たちも良い玉にならねばダメだと言うことに、親友との議論で気づき、頑張っている大学2年生なのである。

で、一昨日の夜、隣のD大の学園祭を手伝いに行き、財布を忘れ、バイト先で電車賃を借り、家に帰ったらアパートのカギは財布の中であることに気づき、凍っていたのであった。
深夜12時をまわり、友だちにメールしても返事がなかったり、あっても「今、実家」だったり。

そのうち寒くなってきて、困った長女はどうしたでしょう?

私では考えつかないのだが、なんと「交番に駆け込んだ」のである。
(次女に聞いても、そうする、と言っていた。世のおまわりさん、信頼されてます!)
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もちろん結構悩んだ末だったのだが、駅前の交番に入っていったそうな。

そしたらおまわりさんはおらず電話機だけがあって「なんかあったら電話して」と。

もう一回「どうしよう」と悩んでいるところに現れたのが、わりとチャライ服装(本人たちもそう言っていたらしい)をした男女若者2人。
女性が「どうしたの?」と。

事情を話すと「ほら、声かけて良かったじゃない!」と連れの男性に。
でも年齢を聞かれて答えると「え、もうハタチなの?もっとしっかりしなさいよ」と言われたり(彼女は23歳)。

ともかくいまから友人宅で宴会だが、そこに来ないかと誘われて、寒さにめげていた長女はフラフラ付いていきましたとさ。
その友人宅では歓待され、でも「俺たち明日朝起きる自信ない」「じゃあ今から財布を取りに行こう!」となって深夜2時のドライブでD大まで連れて行ってもらい、家まで送り届けてもらったのでした。

コンサバな長女の、深夜のアドベンチャーでした。
声かけてくれたお姉さん、ありがとう~~~。

人は外見や服装じゃないのだ!