2013年01月10日

BOOKSCANにインタビューが載りました

自分で本をスキャンして電子書籍化することを「自炊」っていいますよね。
書籍のデータを「自分で吸い出す」から「じすい」で「自炊」だそうです。
ネット用語らしい当て字ですな。数年前からメジャーになりました。

そして、自炊(書籍裁断、スキャン、データ化)を代行することを自炊代行、もしくはスキャン代行と呼び、出版社や作家たちが「著作権(の中の複製権)侵害」として訴えを起こしたりしていきました。
結果、多くの「ただのスキャン会社」が廃業し、きちんとした対応を取る会社がいくつか残りました。

・裁断・スキャン後、オリジナルの本は確実に廃棄する
・「スキャン拒否」を表明する著者・出版社のものはスキャンしない

その最大手がBOOKSCANでしょう。
「世界中の本好きのために」「私たちは、”蔵書を電子書籍化+廃棄処分する” お手伝いをしています」と謳っているのもナイスです。

他にも
・全頁目視チェック
・各端末向けにデータチューニング(裏写りも除去!)
という付加価値まで付けてなんと1冊100円!
(ただしOCR埋め込みでプラス100円、書籍名をファイル名とすることでプラス50円)

資料的な本なら電子書籍化すれば内容が「検索」できるようになるので、ものすごく便利です。

知り合いの大学教授は「持っている本までKindleで買ってしまう・・・」と嘆いていたほど(笑)


私自身は今のところ自炊も自炊代行もしていませんが、本気で考えねばなりませんねぇ。
本の増加には、今のところ家中に本棚を増殖させることで対応していますがそろそろ限界なので(笑)
ただ、開架してあって、カバーが目に見えるのがうれしいのと、裁断するのが忍びないんですよねえ。


あ、そうそう、そのBOOKSCANのHPにインタビュー記事が載りました。

interview_116_01.jpg

結構なロングインタビューですので、お時間あるときに(笑)