2009年8月 4日

日曜大工

イヤ、ま、今日は火曜ではあるが、日曜みたいなもんだし・・・

昨日、注文していた組み立て式本棚がセシールから届いた。
最近、本が溢れてきたので、増設だ。

我が家は、窓が多いので本棚を置ける場所は、もう2~3カ所しかない。
その中で見つけた貴重なスペース、それが、書斎の入り口脇だ。
幅50センチのところに、45センチのものを入れ込んだ。
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そのためには、角を削って加工しなくてはならないのだがそれもなんとかクリア。
ノコギリで切り取って、更にやすりで仕上げて・・・
でも、床との間に1ミリ程のすきまが出来ちゃう。
気分が悪いので、またまたやすりで、ぴったり合うまで・・・一時間。
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240cmの天井まで、ぎりぎりに設定したら、案の定、棚が足りない。
なので、他の部屋の壁面収納で余っていた棚板を、半分に切って加工。
切って、削って、ねじ止め用の穴空けて・・・40分。

最後に書斎から、150冊くらいを移動して、ディスプレイして完成。
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 改めて、自分がこんなに村上春樹を読んで来たのかと、びっくり。



計5時間!!!

背筋が・・・

2009年6月20日

ツバメ2009

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6/1 二子玉川駅 構内にて。


電車を降りて、ホームから階段を下り、改札へと歩いていた。

目の前を、すっと黒い影がよぎる。

なんだろうと見上げてみると、ツバメの巣。

ああ、今年はこんなところにも作ったんだ。


しばし足を止め、見入る。ヒナは3羽、かな。
ついでに写真も撮る。

一緒に足を止めて見入るヒト、顔を向け通り過ぎるヒト、ただ過ぎるヒト。
さまざまだ。

写真を撮りながら考える。
駅もエライね。
きっと苦情もあるだろうけれど、守ろうとしているんだろう。


毎年見続けたい風景だ。
東京に住む私に、季節を、故郷を、思い出させてくれる。

2009年6月 7日

国宝 阿修羅展 最終日(その四)上野の森

最後に取り敢えず、各美術館等の混雑状況を。

我々が平成館を出たのが1010くらい。平成館の前には文字通り長蛇の列。
どんどん入場するが、どんどん人が列に加わる。
入場までの待ち時間は80分程度と表示される。
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帰り際、別の行列を見つける。科学館の恐竜展だ。
子ども連れ、しかも結構小さい子が多い。実は親が好きなのか?
列は日陰を使ってうまく伸ばされていた。待ち時間はそれほどでもなく、15分程度。

科学館正面左のナガスクジラ実物大像が嬉しい。
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驚いたのは国立西洋美術館。
早朝の時点では、阿修羅展より少なかった。7時ちょっと過ぎでせいぜい7名。(そのころ阿修羅展は数十名)
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ところが1040頃にはなんと、120分待ち!!
フェルメール、恐るべし。
こちらも、もうすぐ会期が終了する。6/14(日)まで。


芸術が爆発する上野の森を後にし、外苑前で(朝食兼)ランチ。

さて、これからレポートFeedbackと、月曜の講義の準備、と。

国宝 阿修羅展 最終日(その三)八部衆

第一会場に入り直し、改めて八部衆に対面する。(阿修羅も本来その一つ)

まだ人はそれほどでもない。八部衆を眺める人半分、奥の阿修羅へと急ぐ人半分だ。

今回はもともと全てが来ていたのだが、4月中に戻られたので見られたのは
迦楼羅(かるら)・・・ご存じガルーダ。インド神話での神の乗り物、聖なる鳥
沙羯羅(さから)・・・幼児のようなお顔。でもヘビが頭から肩に巻き付いている
乾闥婆(けんだつば)・・・獅子のかぶり物。音楽神。ほとんど閉じた目を手元に向ける
緊那羅(きんなら)・・・額に第三の目。角有り。
五部浄(ごぶじょう)・・・胸より上のみ。象のかぶり物

なんだかかぶり物をさりげなく着こなしていたり、見ているだけで楽しい。
ただ一様に表情は引き締まり、眉を寄せる具合は阿修羅に通ずる。

今回の発見の一つは、五部浄の黒い顔が、実は元々青だったということ。
見てみたい!
天部を代表する五部浄が、象を被り、顔を青に染め、目も異国の色をたたえる。
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う~っむ。

それにしても各半神たちの甲冑姿のなんとあでやかなことか。
前垂れ一つ見ても、そのカーブは現代最先端のデザインと拮抗する。
なぜ、1300年前にそういう「モダン」が存在したのか・・・

さてさて、第二会場にも回ったが、こちらの四天王像も素晴らしい。
特に持国天と増長天。体の動きが実にダイナミック。

衣装の模様も残り、元来の艶やかさを感じさせる大きな四天王像たちだ。


そろそろ混み始めてきた。
土産物コーナーでT-shirtやお香を購入して、平成館を後にする。

本館にも回ってこちらも1階のみぐるっと一周し、地下でgoods調達。

さて、次の(その四)では・・・上野の森の芸術的爆発状況を!

国宝 阿修羅展 最終日(その二)阿修羅・アスラ・非存在

開館時間(本来は930)が近づくにつれ、来館者は門から中に入り、本館の左を通り過ぎ、会場である平成館へと導かれる。

平成館の前で列は左右に蛇行し、ここでまたしばらく待つ。

さて、いよいよ開場。最終日の始まりだ。
昨日は2万7千人余を集めたとか。70日間の会期中の平均が1万人強だから、凄いものだ。

玄関を過ぎ、吹き抜け階段を上り、右が第一会場。
入り口近くには八部衆や十大弟子が展示されている。

でもまずはその奥の阿修羅像へと向かおう。
最初の数名だけの特権を駆使せずしてどうする。

薄暗い特別会場の中央 壇上に阿修羅は置かれていた。
ほのかに輝くその姿は、三面六臂の異形を全く感じさせない完全性を顕わす。

折角なので360°、ぐるっと回ってみる。
本来後ろから見られることを意識せぬはずの仏像だが、これほどとは。
文字通り、さまざまな表情を見せつけ、かつ、一つだ。

でもやはり正面から、ガラス越しでない姿を。

しばらく見つめる。
六本の腕の在り方、が実にフシギだ。
あり得ないほどに細く、でもその故に、肩に納まる。
あり得ないほどに棒状で、でもその故に、超越的だ。

正面で祈り、空間を拡げ、そして天を支える六本の腕。
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阿修羅は本来、仏教外の神だが、その語源は
アスラ=ア・スラ=非・存在
だともいう。インドの最高神、帝釈天と永遠の戦いを続けた阿修羅。


私は『百億の昼と千億の夜』を読んで以来の大ファンである。
萩尾望都さんのマンガで読み、そして光瀬龍さんの原作を読んだ。衝撃だった・・・
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人が増えてきた。
早めに切り上げて、阿修羅とは、別れを告げる。また、興福寺で。

次は、改めて八部衆だ。
続きは(その三)へ
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