2011年9月14日

ハンモックと三女

わが家にハンモックが来た。
友人たちのベトナム社員旅行土産として(笑)

どこに設置しようかと悩んだが、3Fの子ども部屋ではつまらないので、やはり1F。
最大のスパン(間隔)をとるためには、壁と壁だが、壁に強固な金具をねじ込む必要がある・・・。
どうしようかと、ネットを彷徨っていたら、イイモノ発見。

ハンモックを屋外で気に取り付けるための金具付きロープだ。
「スマートロープ」という。
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ネットで最安値品を2つ、買った。 4500円也。

これを、今の吹き抜けの梁と、柱に結わえてと・・・。
まあまあうまく、設置できたと思う。 

初ハンモックの感想 
・揺れ方がブランコと違い複雑で、不思議な感覚 
・なので下手すると酔う
・風通しがとてもよく涼しい 
・肌に当たったところはボンレスハム状態になる 
・とにかく、気持ちいい 

ということで、娘たちは気に入ったよう。
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娘たちだと、真横に寝ることもできて、気持ちよさそう。
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すでにさまざまな用途が三女により開発されている。気に入ったらしい(笑)
クッションを組み合わせたり、ブランコにしたり。
シンプルだから、自由度が高い、のかな?

あとは福井の実家でも、使ってみたい。
もっと大きな居間もあるし、来年には「森の庭」も出来る予定だし。
大きいのが良いなあ。こんなの?
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楽しみである。

2011年9月10日

9/9 横浜市教育委員会 主幹教諭500人研修 報告

横浜市教育委員会は日本最大である。 
傘下に小学校345校、中学校148校、高校9校、特別支援学校12校の計514校を抱え、教員はなんと、16,000人を超える。 

うち1,800人が主幹教諭だ。 
横浜市は早い時期からこれを取り入れ、各々が研究、総務などいわゆる校務分掌を統括している。 
まあ、言ってしまえば管理職予備軍、であろうか。 

横浜市では、年間10回ほどの「主幹教諭研修」を行っている。 
当然、ほとんどの研修テーマは、その専門や、マネジメントに関することで、マジメな内容である。 

その中で、「発想の共育法 ~ 子どものの発見・探究力を伸ばすには~」は開かれた。 

会場である関内の教育文化ホールの定員は512名。 
申し込みは募集開始まもなく、定員に達したという。 

そして9/9 1500、500名のベテラン教員のみなさんを集めての研修の開演だ。 
(いや正確には遅刻者が多かったので、350人くらいでスタート(笑)) 

イロの不思議から始まり、常識離脱のミューラーリヤへと進む。 
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自分で考えてもらい、両隣2~4名ののチームで話し合ってもらい、2、3人に振って、私が謎解きをする。 
その繰り返し。 

「学習効果!」 
「座って悩むな、動いて考えよ」 


途中、お話しが続くと、案の定(笑)1割ほどが即座に夢の中へ。 
でもその辺りでまた実験が入るので会場に呼びかける。 
「起きてくださ~い」「起こしてくださ~い」 


後半、グラス、紙コップとどんどん盛り上がる。 
考え、手を動かし、話し合う。 
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寝ているヒトはもう、いない。 


最後の30分弱、「ヒマと貧乏とお手伝い」のお話しをする。 
わが家の事例を交えながら、伝える。 
「自信持って『お手伝い』を推奨してください!」 
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そして、動いて考える授業、決める方法の伝授をお願いする。 

休憩無しの120分(すみません、15分オーバー)。 
多くの参加者が、「面白かった」「あっという間だった」と。 

アンケートにはさらに、 
「すーっとした。明快だった」「爽快だった」「全部、気持ちよく間違えた!」 

と言う声も。もちろん「校務にどう生かすのか・・・」という声もあったが多くは 
「すぐ使える!」「学校でみなに伝えます」 

そして 
「また聞きたい」「PTAで話して欲しい」「是非、協力してもらいたい」 


帰り道、500枚のアンケートを,一枚一枚全部読んだ。 
数百枚のお手紙だ。
嬉しかった。 

これからも、ガンバロウ。 


写真を撮ってくれたのは「未来図」の清水泉さん。ありがとう~。

2011年8月29日

ポスト ポウスト モスト モウスト

ポスト、という単語がある。

名詞では、郵便(物や局や箱)や職位のことであり
動詞では、投函する、貼り付ける、告示する、まっすぐ立てる、配置するという意味がある。
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だから、ポスター(告示物)、ポスティング(チラシ投函)サービス、マルチポスト(重複投稿)なんて言葉も。

さて、問題は発音である。

PostもPosterも、ポストでなくポウスト。
Mostもそうだが、オでなくはっきりオウなのだ。
なんでカタカナでポウストにしなかったんでしょうね。
(これは今のところ不明)

ここで、疑問。

ポウで始まる日本語はあるのか?

途中ならいくらでもある。
一方、憲法、梱包、連邦、連峰、蓮舫・・・

でも先頭はない。

なぜだろう?



それは多分、「ほ」が「ぽ」だったから。

昔は「ほ」と書いて、Poと発音していたから。


「は」の発音は歴史的に、
Pa(奈良時代以前)→Φa(奈良~平安末期)→Ha(江戸以降)
であったことがわかっている(『ハカる考動学』参照)

昔は、法、だってPouと発音していたのだ。それが全部、Houに変わってしまった。
Pouの音は語中でのみ、生き残った。
だから、先頭にPouはない。

いや、ポウだけでなく、パピプペポのどれも、外来語以外では、先頭には来ない
ピン芸人のピンだって、ポルトガル語のPintaなんだから。



ダイニングテーブルの一角でもくもく受験勉強の次女。
電子辞書に耳を近づける。
ちょっと離れた私には「?うすと」と聞こえる。

次女に尋ねる。「toast?、post?」
「postだよ。ポウスト」「なんでポストって書くのかねぇ」

てなところから始まった、一考察であった。
あ~、ちょっと面白かった。

2011年8月23日

こどもMBA@こどもみらい塾

『こどもMBA』という名前で、『特別講義 ルークの冒険』拡大版をやった。

恵比寿駅から2分の、こどもみらい塾で1000~1200。
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3年生3人と、1年生3人の6人とじっくり。

途中で2人が水はこぼすは、1年生が寝転がっちゃうは(笑)

でも、「ぞうきんもらってきて!」「ここは自分で拭いて」と言うとちゃんと動けるし、中には指示しなくても動けることもいる。
「はい、ちゃんと座る!」と気合いを入れると、寝転がったこも、正座に戻る(笑)

よしよし。

でも、きちんと座って、聞いていることが目的の授業ではまったくないので、動き回ったりはOK。
少人数だから、みんないろいろ話してくれる。

フシギを見つけよう!に
「わかんない!」「みつからない~」に始まって、
「Aって書いてある」「BCDってもあるよ」

そのうち
「わかった、知ってる」「これはね、錯覚なんだよ」
なんて言い出す子も。

まだ、答えはいいの。今は未だ、見つけるところ、に集中しよう!
これは昨日 ラーニングテクノロジーラボで習ってきた「Visible Thinking」の手法を意識してやってみたところ。
思考をステップ化して、それを意識的に行う。

例えば、See Think Wonder (見つけて、理解して、想像する)
まずはSee。いきなり ThinkやWonderに行かない。一歩一歩、意識しながら思考する。


そして、今日の私の発見(驚き)

1. 遊びの創造

最後、時間が余ったので、みんなにボールとピンポン球を渡して自由演技。
そうしたら、一人が「バランスボールを使って良いか」と。
授業中は、私だけが「バランスボールとボールをぶつける」をやった。それをやりたいと。
いいでしょう。でも1個しかないし、危ないから順番にね。

うまくぶつけると、ボールが真上に飛ぶ。でもバランスボールは1~3年生には大きすぎて、持つことも難しい。
でもみんな頑張る。

そのうち、とんだボールをキャッチできるか、という「遊び」が生まれた。

4人がキャッチに成功し、2人は「2回キャッチ」の称号に浴した。
子どもに自由にさせる時間って、大切だなあ。


2. 紙コップと「水」

ちょっとネタバレになるが、紙コップ演習では水が重要な役割を果たす。
でも今回、子どもたちは、あっさりその壁を破った。

最初から「水入れて良いですかっ!」とやんちゃな1年生が叫ぶ。
どうぞ~

面白いなあ。

因みにその子は、2回、水をこぼしました。


みんなに一番ウケたのは、大風船。
FM東京の取材の方たちのリクエストに応えてもう一回やったから、子どもたちは大喜び。

最後は「風船のおじさん、( ´Д`)ノ~バイバイ~」と言われたよ。はは。

2011年8月15日

書店巡り:その1

日曜の午後、電車で都心の大型書店を回ってみた。 

まずは主に、先日のtwitterで登場したお店を。 
おっとその前に、二子玉川駅構内のBook1stに立ち寄ってと。 

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なんで、お隣がホリエモンの本なのかは、ナゾ。う~っむ。 

めげずに東京駅まで40分。隣接のオアゾにある丸善本店にお邪魔する。 
ここは新刊コーナーで一列使っていただいているところ。 

おっとその前に、お店の入り口近くにこんなものが。 
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近寄ってみると、なんと手書きのルークじゃないの。しかも正確。
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目も赤いし。 

担当の方(男性)曰く「ペンギンが可愛かったので」 
ありがとうございます。 
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つぎに有楽町の三省堂に行くつもりが中央線に乗ってしまい、新宿へ。 
途中で気がついたが、まあ、いいやとそのまま突撃。 
紀伊國屋本店ではこんな感じ。 
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奥に「発想の視点力」があるねえ。場所はばっちり。ちょっと奥だけどね。 

おっとその前に、正面入り口で池井戸潤コーナー発見。 
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最大限の扱いであった。 

それからお向かいのジュンク堂新宿店へ。 
担当の方にご挨拶。パラパラマンガを気に入っていただいたのであった。 
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もっと大きな扱いになるよう、がんばろう~ 

それから丸ノ内線で銀座に戻り、三省堂の有楽町店へ。 
ビジネス書は2階なのだが、新刊だと1階にも列ぶ。探すとなんと!!! 
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確かに「宇宙人の視点」で寄生獣ミギーが登場する、のだが・・・これはすごい。 
そして2階で担当の方とご挨拶。 
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このポップは普通だね。そう、頼まれて私がその場で書いたのであった。 
次はもっと面白いのを書こう。うん。 

さて帰ろうか・・・おっとその前に、やはり1階に池井戸潤コーナー発見。 
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瓦版までつくって、ものすごい凝っているのよこれが。 
今度、サイン会もするらしい。その価値はあるねえ。 


いったん帰ってから、二子玉川ライズの文教堂へ。新刊コーナーで2面の扱い。 
うれしいね。 

丸善でひとり、手にとってパラパラするのを発見! 
でも購入には至らず。おしい。 
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