2011年9月 2日

2011年度後半戦の予定 ~11月はちょっと忙しそう

2011年度も、はや後半戦。

いや、今年は早くなかったかな。あまりに色んなことがあったから。
3月11日の衝撃は、4~5月まっで続き、特に原発関連の問題は未だに日本を揺さぶり続けている。

地震で揺れ、原発で揺れ、円高で揺れた半年だった。

でも収まったわけではない。

この超円高が定着すれば、半年後には4割の企業が拠点を海外に移すという。
原発再開がされなければ、稼働中のものも順次定期点検に入り、半年後にはまた電力危機が来る。
がれきの撤去は8割進んだが、再建すべき街のプランはまだ何も決まっていない。

まだまだ、やることはいっぱいある。


個人的にも後半戦の予定が、いろいろ決まってきた。
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もともと10月にはまったく研修や講演の予定がなく、不思議に思っていたが、急に増えた。


9/9(金)   横浜市教育委員会「主幹研修」(500人!)
9/21(水)  長岡市旭岡中 中2 91名授業とPTA講演

10/3(月)  ライブラリートーク@六本木アカデミーヒルズ 
10/26(水)11/2(水)の夜、と11/3(木)
                 福井県生活学習館 「決める力と発想力講座」(女性30名x2) 

11/9(水)  田園調布雙葉 高3 授業
11/9(水)  DHBR イベント
11/13〈日) S市イベントナビゲーター
11/14(月) Nキャリアセミナー(女性300人!)
11/15(火) 文教大 キャリア教育授業
11/16(水) 日体幼稚園PTA講演「決める力と生きる力」
11/23(水) 四日市市立内部東小子ども&PTA

12月は空白だが、地方公演も、充実してきた(笑)
これ以上、増やすのも何かと思うが、六本木アカデミーヒルズでの研修や、福島県の小学校での
授業とかは、増えるかな。


あ、他にもやるべきことがあった!

「伝える技術 特訓講座」

11/14に出る次の本に合わせて、新しい研修パッケージをつくって世の中に提供すること。


これも11月か・・・・(笑)

2011年8月19日

第145回 芥川賞・直木賞授賞式 潜入レポート

というほどのものではないが、部外者が行くとどう見えるかということを少々(笑)

友人でもある池井戸潤が『下町ロケット』で直木賞を受賞した。
パーティに来るかと言うから、行くと答えた。こんなチャンスは一生に一度である。逃す手はない。

場所は東京駅近く、日比谷の東京會舘である。

1730受付開始。1750頃付いたが、1000人の参加者を捌くために、記帳所が横に10列以上あったのは流石であった。

名前を書いて(マジック、筆ペンの他に、筆と硯もあった!)、パンフと参加証シールをもらって入場である。
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まず驚くのが、明和電気社長、土佐信道サンも、ブログで書かれているが「黒い」こと(笑) 
みな服装が、ダークなのだ。

出版社系が黒の背広、作家系が着流しかイロジャケット、銀座系がドレス、とまことにわかりやすい構成であったが、まあ、黒が8割かなあ。


そして定刻10分遅れで1810スタート。
そっけないアナウンスのみでさらっと授賞式が始まり、正賞の時計と副賞の賞金目録が渡される。
そして、選考委員の代表者スピーチと受賞者のスピーチが続く。

北方謙三さんのスピーチは、とても味わい深かった。
「池井戸潤さんの作品は、いつも通俗(的であること)が問題と言われていた」
「でも彼はその作風を変えず、通俗を貫き、そしてその先に到達した」
と。

池井戸潤のスピーチも、受けを狙わずピシッとしていて、聞いていて気持ちよかった。
因みに今日は、受賞後の記者会見時の黒Tシャツにジーンズではなく、普通の黒背広。あれ、出版社系じゃん(笑)

「銀行系、企業小説から文芸書に移ろうとしたがうまく行かなかった」
「開き直って書いた企業小説が『空飛ぶタイヤ』」
「そうしたらこれが直木賞候補になり、そして文芸書コーナーに列ぶことになった」

彼の作家としての道を振り返り、そしてこの先を指し示す、淡々としたスピーチだった。

「読み終わって、ああ楽しかった、面白かった、と言われる小説を書き続けたい」
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川賞・直木賞あわせて受賞者1名だったので、さくさく進行した。
最後の日本文学振興会 会長挨拶が終わっても、まだ1830。
乾杯の音頭もなく、そのままパーティへと移行していく。

出版社系、作家系、銀座系、ともにここからがお仕事である。
営業あり、お世話あり、そして北方謙三さんの周りには女性陣が華やかに陣取る。
メディアのカメラやビデオカメラも自然とこちらに(笑)
流石、似合うねえ。


部外者の楽しみは、なんといっても著名作家を発見することと、東京會舘の食事である。
前者は簡単(笑)
後者もそのバラエティと美味しさはビックリである。真紅のロングスカートに身を包んだバンケットガールのみなさんも質高く、きびきび働いていましたねえ。


そのなか、延々と来場者との挨拶や懇談を続ける池井戸潤。彼の前には常に数十名が門前列をなしている。
彼はもちろん立ったまま・・・・。ごくろうさまなのであった。
最後にちょっと挨拶して、写真を撮ってもらって、退出。


彼にはこの後、さらに2次会3次会と続くらしい(笑)
体、壊さないようにね。原稿は待ってくれないから。
直木賞って大変ね。

でも、美味しかった~

2011年8月15日

書店巡り:その1

日曜の午後、電車で都心の大型書店を回ってみた。 

まずは主に、先日のtwitterで登場したお店を。 
おっとその前に、二子玉川駅構内のBook1stに立ち寄ってと。 

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なんで、お隣がホリエモンの本なのかは、ナゾ。う~っむ。 

めげずに東京駅まで40分。隣接のオアゾにある丸善本店にお邪魔する。 
ここは新刊コーナーで一列使っていただいているところ。 

おっとその前に、お店の入り口近くにこんなものが。 
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近寄ってみると、なんと手書きのルークじゃないの。しかも正確。
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目も赤いし。 

担当の方(男性)曰く「ペンギンが可愛かったので」 
ありがとうございます。 
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つぎに有楽町の三省堂に行くつもりが中央線に乗ってしまい、新宿へ。 
途中で気がついたが、まあ、いいやとそのまま突撃。 
紀伊國屋本店ではこんな感じ。 
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奥に「発想の視点力」があるねえ。場所はばっちり。ちょっと奥だけどね。 

おっとその前に、正面入り口で池井戸潤コーナー発見。 
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最大限の扱いであった。 

それからお向かいのジュンク堂新宿店へ。 
担当の方にご挨拶。パラパラマンガを気に入っていただいたのであった。 
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もっと大きな扱いになるよう、がんばろう~ 

それから丸ノ内線で銀座に戻り、三省堂の有楽町店へ。 
ビジネス書は2階なのだが、新刊だと1階にも列ぶ。探すとなんと!!! 
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確かに「宇宙人の視点」で寄生獣ミギーが登場する、のだが・・・これはすごい。 
そして2階で担当の方とご挨拶。 
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このポップは普通だね。そう、頼まれて私がその場で書いたのであった。 
次はもっと面白いのを書こう。うん。 

さて帰ろうか・・・おっとその前に、やはり1階に池井戸潤コーナー発見。 
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瓦版までつくって、ものすごい凝っているのよこれが。 
今度、サイン会もするらしい。その価値はあるねえ。 


いったん帰ってから、二子玉川ライズの文教堂へ。新刊コーナーで2面の扱い。 
うれしいね。 

丸善でひとり、手にとってパラパラするのを発見! 
でも購入には至らず。おしい。 

2011年8月13日

書店員さんたちの「つぶやき」

Twitterを、書店員さんたちはかなり活用されている。
「ペンギン、カフェをつくる」でのつぶやきを、拾ってみた。

まず12日に丸の内勤務の書店員さんが

@diesuk diesuk 
昨日はいってた新刊:『ペンギンカフェをつくる』どんな本だか、中身はまだみてないけど、なんか可愛らしくていい感じ。


そして、13日夜になって「発想の視点力」でもお世話になった有隣堂のAKIBA店さんが、

@yurindo_akb 有隣堂ヨドバシAKIBA店 
【ビジネス】【新刊】『ペンギン、カフェをつくる-ビジネス発想力特訓講座 』三谷宏治著 東洋経済新報社 
ペンギンのルークがカフェづくりで学ぶ、発見力を身に付けるための様々な視点とは・・・。イラストがカワイイです。E2-5棚などにて。(N)


13日深夜には、三省堂の有楽町店さんと、海老名店さんで、こんな「会話」が(笑)

@yrakch_sanseido 有楽町三省堂書店 
超気になってた新刊!三谷宏治さんの新刊「ペンギン、カフェをつくる」
Suicaペンギングッズコーナーじゃなくて、ビジネス書コーナーだよ!

@yrakch_sanseido 有楽町三省堂書店 
「ペンギン、カフェをつくる」に、コミック「寄生獣」ミギーの言葉が!
いいこと言ってるなぁ、ミギー!

@ebina_sanseido 三省堂書店海老名店 
え?なにそれ?H RT

@yrakch_sanseido 有楽町三省堂書店 
さすが反応がマルちゃん! RT

@yrakch_sanseido 有楽町三省堂書店 
「もしミギーがカフェのオーナーになったら」みたいなビジネス書が出るかもしれない。もしミギ。宇宙人の視点で人間の行動を観察してカフェは大繁盛! 

@ebina_sanseido 三省堂書店海老名店 
料理人がパラサイトだったら、裏で何を料理してるか想像できるからやだな。。。H RT 



面白いですねえ。あと3往復くらい見てみたかった(笑)
そして、「観想力」もずっと置いていてくださっているジュンク堂の新宿店さんは、パラパラマンガに着目!

@junkushinjuku  ジュンク堂新宿店社会担当
かわいいオマケを発見しました。
発想の視点力や、正しく決める力が、好評な三谷宏治さんの新刊
「ペンギン、カフェをつくる」(東洋経済新報社)
ペンギンのルーク、頑張ってます。
発想力を養える書籍です。
左上に、色んなルーク。と思ったらパラパラ漫画になってました。
かわいい。


これからも、Tweetが広がると良いなあ。
明日ともかく、書店に行ってみよう~。

写真は、丸善の本店であるオアゾ店(@丸の内)。とても大きく扱っていただいている。
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この場所は、責任が重くもあるのだ~。ガンバレ、ルーク!

2011年8月11日

本日8/11『ペンギン、カフェをつくる』発売!嬉しいことと困ったこと

嬉しいこと。
本日8/11、『ペンギン、カフェをつくる』が東洋経済新報社から発売となった。
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久しぶりの?ビジネス書だ。
でも、主人公は『ルークの冒険』のルークなのであった。長老の命によりイワトビペンギン ルークが、画期的カフェを、この日本でつくるのだ!

面白い15の視点でビジネス発想力を鍛える演習書でもある。
こうご期待。

まだ書店には列んでいないようだが、全国の書店さんに向けて、ルークがもくもくと行進中な感じでイメージしている。
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どきどきである。
Facebookの「三谷3研究所」でも発見報告を受け付けている。


困ったこと。
Amazonでは、予約から発売に切り替わるとき、しばしば
「一時的に在庫切れです。次の入荷時期は不明です」
というなぞの状態になる。

在庫があっても、だ。

せっかく買おうという人がいても気がそがれる、とてもいやな状態だ。
半日か一日たつと通常の「在庫あり」になったりするのだが、それまでに1000位前後から2000位に。もったいないなあ。


嬉しいことと困ったこと。
新刊の底本とも言える『観想力 〜空気はなぜ透明か』も少しだが増刷された
Amazonなどではここ数ヶ月品切れで、中古品が新品とほぼ同じ価格で売られるという異常事態が続いていた。ロングテールと言いながら、Amazon等はそういうテール部分の管理が非常に甘い。
もう少しシステマティックなチェック態勢をつくって欲しいもの。

かつ「仕入れて欲しい」と出版社側から営業してもすぐには動かない。さてさてAmazonではいつになったら『観想力』新品が売られるのか・・・。


なんだか、毎回Amazonには振り回されている。
特に「在庫」と「ランキング」にはとっても・・・。ランキングなんて1時間ごとでなくて、1日ごとで十分である。ほんとにもう。

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